アジナイホール <AJINAI KHUUR>



アジナイホールは1995年にモンゴルで生まれた音楽グループです。

設立当時のモンゴルは社会主義崩壊直後で、馬頭琴を始めとした固有の文化が失われつつありました。
故フレルバートル・ソードエルデムはそのことに危機感をおぼえ、馬頭琴が象徴するモンゴル民族の
伝統を未来へ残そうと馬頭琴の演奏者、制作者、モンゴル音楽界のスーパースター エンフマンライに
参加を依頼して結成されました。
古典を踏襲するのではなく、古典楽器をモチーフとして新たな
モンゴル音楽世界を構築しようというアジナイホールの試みは、1998年よりドイツ・日本をはじめ世界
を舞台に行われています。現在演奏活動は、馬頭琴、モンゴル琴、民謡、ホーミー、ギターおよび、
シンセサイザーの構成で行われています。
メンバー作曲のオリジナル曲は、聴く人々に草原を渡るさわやかな風と、
チンギスハーンの時代から脈々と受け継がれて来た強い生命力を訴えかけます。

昨年、新メンバー2名が加わり、独特の発生方法で静かなブームとなっているホーミーを奏でる
馬頭琴奏者ビャンバが加わり。また、オルティンドー歌手の実力派エルデネツェツェグを迎えることができ
新しい試みがスタートします。期待してください。

なお、モンゴル語で
「アジナイ」とは素晴らしい馬、「ホール」とは楽器という意味です。


  • 2000年10月 東京で開かれた国際協力フェスティバルに外国人の招待アーティストとして招かれて演奏
  • 2001年4月 NHK-BSの「アジア情報交差点」に出演。横浜みなとみらいホールでコンサート
  • 2002年4月 神戸で行われたチャリティーコンサート「神戸復興の詩 Vol.8」にゲスト出演
  • 2002年7月 「第15回JALステージスペシャル 法隆寺音舞台」に出演
  • 2003年4月 「スペシャルオリンピックスin福岡」にゲスト出演2003年4~5月 NHK「みんなのうた」で、河島英五氏遺作の詩に、エンフマンライが作曲、アジナイホールが演奏した、「心の海」が放送される。
  • 2004年10月 すみだトリフォニーホールにて「アジナイホール 大空の伝説」コンサート開催
  • 2005年 8月 TBSテレビの「オーハエ 風になれ」(松方弘樹氏と朝青龍関のモンゴル紀行番組)のテーマ曲および挿入曲として取り上げられる
  • 2006年10月 千葉県流山市にてつくばエクスプレス開通記念コンサートを開催
  • 2006年10月 生駒市と奈良テレビ主催の「十六夜コンサート」に出演


マンライ

(ギター、シンセサイザー、ヴォーカル)

(本名)ツェンドスレン・エンフマンライ
(Tsendsuren ENKHMANLAI)

 1958年ウランバートル生まれ。モンゴルの自然や大地、家族の愛などをテーマとした曲を数多く発表し、世代を超えたファン層をもつ、モンゴルの国民的ロック歌手。同時にモンゴルの古典民族文化を再評価しようとする活動も行っており、モンゴルの民族楽器を取り入れた現代音楽の作曲や、モンゴルの古典的な詩にメロディをつけて歌うなど幅広い音楽活動に取り組んでいる。2000年にモンゴル国民栄誉賞受賞。

ボルドー

(馬頭琴)

(本名)シャラブ-アリルディ・ボルドバートル
(Sharav-Arildii BOLDBAATAR)

 1977年バヤンホンゴル県生まれ。社会主義時代の英才教育により、幼少時から音楽専門学校で馬頭琴演奏の教育を受ける。1996年ウランバートル音楽専門学校を首席で卒業。同時にプロ演奏者としての認可を得る。1998年からドイツを拠点としてヨーロッパ各国で演奏活動を行い、ドイツ国際伝統音楽フェスティバルにおいてグランプリを受賞。現在は国立馬頭琴楽団に馬頭琴奏者として所属しつつアジナイホールのメンバーとして活躍。作曲も行う。

チュカ

(モンゴル琴)

(本名)ブレンチョローン・チョローンツェツェグ(Burenchuluun CHULUUNTSETSEG)

 1977年ウランバートル生まれ。幼少時から音楽専門学校でモンゴル琴(ヤタガ)の英才教育を受ける。1996年モンゴル国立音楽舞踊専門学校卒業、ヤタガの奏者・教師資格を取得する。1998年5月のフランス公演では、その実力が高い評価を得る

ビャンバ

(馬頭琴、ホーミー)

(本名)ショーライ・ビャンバツォグト(Shuurai-BYAMBATSOGT)

 1979年オブス県生まれ。1999年モンゴル国立音楽舞踊専門学校馬頭琴科卒業。在学中すでにオブス県立文化センターにて馬頭琴奏者として所属。2001年ウランバートル音楽専門学校馬頭琴科卒業。卒業後から2004年まで国内はもとよりオランダ、フランス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパを中心に演奏活動。ことにオランダではテレビ出演をはじめサッカー試合のプレイベントにも参加し高い評価を得る。2001年からOdsuren氏を師としてホーミーを学ぶ。現在は国立民族音楽楽団に馬頭琴奏者として所属しつつアジナイホールのメンバーとして活躍中。

エリカ

(民謡歌手)


(本名)ヘンメデフ・エルデンツェツェグ
(Khenmedekh EREDENETSETSEG)

1972年生まれ。モンゴルの民謡歌唱法である長唄(オルティンドー)歌手。音楽専門学校で教師を経験後、ソロ歌手としてデビュー。

大澤逸人

(ベースギター)

1968年東京生まれ。左利きのベーシスト。幼少時代をスペインで過ごす。帰国後、その経験を生かして国内外のアーティストとのセッション、バンド経験が豊かである。2004年よりアジナイホールと共に活動を開始。現在のアジナイホールにとって、欠かすことのできない日本人プレーヤーとなる。

福井豊

(パーカッション)

1972年鎌倉生まれ。4歳よりピアノ、音楽理論、7歳よりバイオリンを学び、10歳でドラムに興味を持ち独学で学ぶ。レコーディングエンジニア、コンポーザーとして音楽制作に携わる一方、1995年以降アジア各国を放浪したのをきっかけに民族音楽に傾倒する。

サンジャージャブ・オトゴンバヤル
(Sanjaajav OTGONBAYAR)

 1971年、アルハンガイ県ホトント郡ウンドゥルサントにて牧民家庭の9人兄妹の 末っ子として生まれる。1989年ホトント郡中等教育学校卒業後、歌唱能力を買われて アルハンガイ県民族歌舞団に入団、モンゴル民謡オルティンドー/創作歌謡の唄い手として 150曲以上のレパートリーを持つ。 アルハンガイ県最優秀歌手表彰を2度、モンゴル国文化省表彰多数。


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